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  • 執筆者の写真musubi.toshiyuki

足裏を着けて立つ

5月5日から5月20日は二十四節気の第7節、立夏。


初日の5月5日は春分と夏至のちょうど真ん中に当たり、暦の上ではここから夏が始まります。


初夏は、呼吸器の活動が活発になると共に、足を使うことでどんどん身体が元気になる季節です。

なのでこの時期には山や森、公園などで思いっきり歩きましょう!

と言いたいところですが、コロナ禍の中ではなかなか難しいかもしれません。

そこで、まずは日常生活の中で出来ることから始めてみましょう。

それは、


「足裏をしっかりと着けて立つ」


ということ。


具体的に言うと、

・母趾球(親指の付け根)

・小趾球(小指の付け根)

・踵骨(踵の中央)

の三点をしっかり着けて立つということです。



この「足裏をしっかりと着けて立つ」ことが、身体から余計な力が抜けて楽に立つ状態の基礎になります。


逆に言えば、この三点のどれかに偏って重さがかかったり、反対に浮いてしまったりする状態で立ち続けると、その偏りを補正するために脚や腰、場合によっては背中や首にまで負担がかかってしまいます。

これがひいては膝や腰の痛みにつながってしまう恐れもあるのです。


「足裏をしっかりと着けて立つ」ことを普段から意識することで日常生活の中での立ち方が変わると、身体の負担が減り、脚や腰の痛みの予防にもつながります。

下にご紹介するステップで、まずは三点で立つ感覚を身につけてください。


注意)

転倒防止のため、壁や椅子の背もたれなどに手をついて体を支えた状態で行ってください。


ステップ1

左足の母趾球を床面に着け、続けて親指を着けます。



ステップ2

母趾球と親指を着けたまま、小趾球と小指を床面に着けます。



ステップ3

足首を突き出すように踵を上げます。

この時足首が外側や内側に曲げず、つま先から膝まで出来るだけまっすぐになるようにしましょう。

母趾球と小趾球に均等に力がかかっている感じを味わってみてください。



ステップ4

踵の中央にある骨を意識して、ゆっくり床面に着けます。

※靴の踵が片減りする方は、減る側に踵が傾きがちになっているので特に気をつけてください。


ステップ5

軽く踵を踏むようにして立ちます。

まだ行っていない右足との接地感の違いを味わってみましょう。



終わったら、右足も同様に行ってください。


日常生活の中で何気なく立っている時間。

例えば歯を磨いている時、炊事をしている時、

電車を待っている時、乗っている時。

そんな時に三点で立つ感覚を思い出してみてください。

いつもより楽に立っていられるなぁ、と思えたらしめたもの。

きっと立ち姿もよくなっていますよ。

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