姿勢に始まり姿勢に還る

先日整体で来庵されたお客様から、

「あれからカラダがとても楽です。」

というお言葉をいただきました。

なんでも、施術前に行った姿勢のチェックの際にお伝えした注意点を日常の中で意識するようになってから、以前のようなキツさが軽くなったそうです。

首が疲れる、肩が辛い、腰がきつい、膝が痛い、といった状態が慢性的に続いている方は、多くの場合その様子が姿勢から見て取ることができます。そして裏を返せば、これらの不調が姿勢から来ているとも見ることができます。

件のお客様の場合も、まずは普段の立ち姿を見て現状を確認した上で不調の原因を認識していただきました。

次に理想的な立ち方（＝カラダに負担が少ない立ち方）をお伝えしています。

この後施術に入りますが、これは今現在悲鳴を上げているカラダを楽にすることに主眼を置くものです。

根本から不調を改善するためには、

1. カラダの現状を知る。（不調の原因を知る。）

2. 理想の状態を知る。（不調の無い、不調の起こらない状態を知る。）

3. 1と2のギャップを埋める。

の３つが必要になります。

施術も3.の一端を担うものであることは間違いないのですが、全てにはなり得ません。ここで一番大事になるのは2.の状態を普段から意識すること、そして実践することになります。そしてこの点において整体師が出来ることは、理想の状態をお伝えすること、その一点です。

その考えから整体庵 結びでは姿勢のチェックを大事にしています。