先月、お休みをいただいて3年ぶりに横浜に帰省しました。
我が家では帰省には車を利用しています。
山口から横浜の実家まで、休憩を含めて15時間、正味の運転時間で11時間かかりましたが、思いの外疲れも少なく、翌日は母を連れて三浦半島ドライブを楽しみました。
10年前に初めて横浜ー山口間の運転をした時は心身ともにへとへとになり、翌日は昼まで寝てるような状態になったものですが、回数を重ねる程にペース配分が出来るようになり、それにつれて疲労も少なくなってきてました。
とは言っても3年ぶりの帰省。
ブランク(と加齢)もあり、出発前は多少の不安があったのも事実です。
愛知辺りで力尽きて一泊することになるかも、なんて思ったりもして・・・
そこで今回は運転に当たって一つテーマを決めました。
それは「運転中の体をモニターすること」。
具体的には
・目が一点を凝視し続けていないか。
・首が緊張していないか。
・肩が挙がっていないか。
・腕に力が入っていないか。
・お腹に力みがないか。
等々。
(一言で言うと「氣が上がっていないか」)
運転中、事あるごとに、あるいは気づいたときに、これらをチェックして脱力することを繰り返しました。
(もちろん周囲の状況を確認した上で、です。)
その結果、心配した程の疲れもなく無事に走り切ることができた訳です。
さて、この「モニター」ですが、実はこれ、前回紹介した「赤い玉」の技を応用しています。
身体の中のどこかに「赤い玉」をイメージしてその周辺の感覚を味わうと言うアレです。
実はこれ、慣れてくると「玉」を使わなくてもできるようになるんです。
車の運転に限らず、デスクワークや体を使う作業の時でも、時々こんな風に体をモニターしてみてください。
不要な緊張や余計な力みに気づくかもしれません。
そして気がついたら脱力してあげてください。
体に疲れが溜まってからするケアは大事ですが、
疲れを溜めないためのケアはもっと大事なのです。
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